How to Play

遊び方とコツ

リバーシの基本ルールから、中級・上級の考え方、少し変わった戦略までまとめたページです。 はじめて遊ぶ人も、CPU戦で少し強くなりたい人も、ここから確認できます。

基本ルール

石を挟んでひっくり返す

自分の石で相手の石を縦・横・斜めに挟むと、挟まれた石が自分の石に変わります。 石をひっくり返せる場所にだけ置くことができます。

置けない時はパス

置ける場所がない場合は手番をパスします。 どちらのプレイヤーも置けなくなるとゲーム終了です。

最後に石が多い方が勝ち

盤面が埋まるか、両者が置けなくなった時点で石の数を比べます。 自分の石が相手より多ければ勝利です。

初級編

1

角を大事にする

角に置いた石は、ゲーム終了までひっくり返されません。 角を取れる形を作ること、相手に角を渡さないことが大切です。

2

角のとなりは慎重に置く

空いている角のすぐ横や斜めのマスに不用意に置くと、相手が角を取りやすくなります。 特に序盤から中盤は、角の近くへ置く前に一度立ち止まりましょう。

3

序盤は取りすぎない

序盤に石をたくさん取るほど有利とは限りません。 大量にひっくり返すと、相手が置ける場所まで増やしてしまうことがあります。

4

相手の置ける場所を見る

自分がどこへ置けるかだけでなく、次に相手がどこへ置けるかを見ます。 相手の選択肢を少なくすると、悪い場所へ追い込みやすくなります。

5

終盤は数手先を読む

空きマスが少なくなるほど、先の展開を読みやすくなります。 どの順番で置けば最後に多く残せるか、少しずつ数えてみましょう。

中級編

X打ち・C打ちを知る

空いている角の周辺には、相手へ角を渡しやすい危険マスがあります。 角の斜め隣がX打ち、横または縦の隣がC打ちです。

左上の角を例にした危険マス

C
C
X
比較的安全
X打ち C打ち 比較的安全な内側

X打ちとは

  • 空いている角の斜め隣に置くことです。
  • 左上なら、角の右下にあたるマスです。
  • 相手が角へ置くための足場を作りやすく、特に危険です。

C打ちとは

  • 空いている角の横隣・縦隣に置くことです。
  • X打ちよりは少しマシに見えても、角を取られる準備になりやすい手です。
  • 「辺に置けるから安全」と思って打つと、そのまま角を取られることがあります。

X打ち・C打ちは常に悪い手ではありません。自分がすでにその角を取っている時や、 終盤で相手をパスさせられる時などは、むしろ有効になることがあります。 ただし、空いている角の近くでは基本的に慎重に考えるのが安全です。

自分の石を内側にまとめる

序盤から外側へ広がりすぎると、相手に角や辺を利用されやすくなります。 まずは内側で小さく打ち、相手に良い場所を渡さない形を意識しましょう。

相手に悪い手を打たせる

自分が良い場所に置くことだけでなく、相手が置きたくない場所しか選べない形を作るのも大切です。 相手の候補手を減らすと、X打ち・C打ちや悪い辺へ誘導しやすくなります。

辺はすぐ取ればいいわけではない

辺の石は強そうに見えますが、角を持っていない辺はまだ安定していません。 辺を取る時は、その後に角を守れるか、相手に角への入口を作らないかも確認しましょう。

パスを狙う

相手が置ける場所をなくすと、相手はパスになります。 連続で自分の手番が来ると、角や良い辺を取りやすくなるため、中盤以降の強い狙いになります。

上級編

確定石を増やす

角そのものや、角からつながって絶対にひっくり返らない石を確定石と考えます。 終盤は目先の枚数より、確定石をどれだけ作れるかが勝敗に直結します。

偶数理論を意識する

終盤では、空きマスがつながったまとまりごとに数を見ます。 偶数個のまとまりなら相手に先に入らせる、奇数個なら自分が先に入る、といった考え方が終盤の読みを助けます。

手筋より手順を見る

一見良さそうな一手でも、その後に相手へ角や連続手番を渡すなら危険です。 上級では「この手が強いか」より、「この順番で進むと最後に何枚残るか」を考えます。

終盤は読み切る場所を決める

盤面全体を一度に読むのが難しい時は、角まわりや空きマスの少ない場所から考えます。 小さな範囲でも確実に読み切ることで、終盤の大きなミスを減らせます。

特別編・変わった戦略

わざと少なく取る

リバーシは、途中で石が多いほど勝ちではありません。 あえて少なく取って相手の選択肢を減らすと、後半に相手を動けなくできることがあります。

狙い

  • 自分の石を増やしすぎず、相手が返せる線を残す。
  • 相手の置ける場所を少しずつ減らす。
  • 終盤前に相手の候補手を1〜2個まで絞る。
  • 最後に角・辺・パスを使って一気に形勢を変える。

わざと大量にひっくり返す

序盤の大量返しは危険になりやすいですが、終盤前なら逆に強い手になることがあります。 目的は石を増やすことではなく、相手が置くために必要な石を消して、相手の合法手をなくすことです。

強い大量返しの条件

  • 打った後、相手の置ける場所が1〜3か所まで減る。
  • 相手の残った候補がX打ち・C打ち・悪い辺などになっている。
  • 相手がパスした後、自分が角や辺を取れる。
  • 返した石が、相手の次の手を作る石ではなく「壁」になっている。

大量に返せる手を見つけたら、まず返す枚数ではなく、 「この後、相手は何か所に置ける?」を確認しましょう。 相手の候補が少ないほど、その大量返しは価値があります。

辺を捨てて角を釣る

角のない辺を、あえて相手に取らせる戦術です。 相手に「辺を取れて得した」と思わせながら、角の近くへ石を置かせたり、X打ち・C打ちを強要したりします。

この戦術の考え方

  • 角のない辺は、見た目ほど安全ではありません。
  • 相手が辺を広げるほど、角の近くへ逃げ道がなくなることがあります。
  • 相手にX打ち・C打ちをさせられれば、こちらが角を取るチャンスが生まれます。
  • 角を取れた後は、その辺をまとめて自分の確定石にできる場合があります。

ただ辺を渡すだけでは危険です。 「相手が辺を取った後、どこへしか置けなくなるか」と 「自分が角を取った後、どの石まで安定するか」をセットで読みましょう。

毒まんじゅうを置く

相手から見るとたくさん取れておいしそうなのに、取った後で苦しくなる手を残す戦術です。 大量に取れる場所、辺、角の近くなどをエサにして、相手の次の候補手を悪くします。

相手が飛びつきやすい場面

  • 一気にたくさんの石をひっくり返せる。
  • 辺に置けるように見える。
  • 角の近くなのに、すぐ角を取られる形には見えない。
  • 他の候補手より明らかに得に見える。

片側を捨てる

すべての辺や角を守ろうとせず、片側を相手に渡して反対側で大きく得をする考え方です。 一時的に不利に見えても、終盤の手番や確定石で逆転できることがあります。

相手のクセを読む

たくさん取る手が好き、角を急ぐ、辺をすぐ取りたがるなど、相手のクセを見るのも戦略です。 ローカル2人対戦では、盤面だけでなく相手の選び方もヒントになります。

迷った時の確認ポイント

手を選ぶ時は、返せる枚数だけで決めずに、次の順番で確認してみてください。

1. この手で相手は角を取れる? 空いている角の近くへ置く時は、まずここを確認します。
2. 相手の置ける場所はいくつになる? 相手の候補が少ないほど、こちらが展開を作りやすくなります。
3. 相手の候補にX打ち・C打ちはある? 相手を危険マスへ追い込めているなら、かなり良い流れです。
4. 辺を取った後、相手に角を渡さない? 角のない辺はまだ仮の石です。次の数手まで見ます。
5. 終盤なら、最後にどちらが打つ? 空きマスの数と順番を意識すると、終盤の逆転が増えます。

練習のおすすめ

まずはCPU対戦で、「角を取る」「角を渡さない」「X打ち・C打ちを避ける」の3つを意識して遊んでみてください。 慣れてきたら、次は相手の置ける場所を数えます。 最終的には、目先でたくさん取れる手よりも、相手の候補を減らせる手を選べるようになると、 リバーシらしい読み合いを楽しめます。